■帰国
帰国前日の夜はスーツケースの荷造り。みなさんもぜひ出国前日に済ませてください。帰国時の方がお土産などで荷物は必ず増えるのです。預けるスーツケースは20kg、手荷物は12kg。ノートパソコンは別枠で機内に持ち込めます。わたしも、前日夜は寝る直前までスーツケースと格闘。
なお、インチョンのトランジットホテルで1泊するので、着替えと夏物の衣類、洗面道具等は機内持ち込み手荷物に入れておくことを忘れないように。
・スーツケースの重量制限。大韓航空のHPによると米州以外は1個20kgとなっています。機内持ち込み手荷物は1個12kg+追加許容品目1個(ノートパソコンが代表例)。以上はエコノミーの場合です。これらを参考にしてパーケージに苦心してください。ホストファミリーの体重計でチェック。
・出国当日、出発時刻の2時間前までには空港に到着したい。今回はオークランド-インチョン-福岡ですが、オークランド KE130は 9:10発。空港には7時前には到着することが必要。私は1人で出国ですが、みなさんはホストファミリー宅を大学手配のバスがピックアップしていきます。ハグハグと涙泪だろうね。
・出国までの手順。1)空港のcheck in counterで予約済航空券の取得と手荷物を預けて手荷物預証をもらう。荷物は福岡まで直行。2)2階の出国手続きで出国カードの記入。「研修のしおり」にある記入例を参照して書き込む。パスポートと出国カードを提示して出国検査。3)機内持ち込み手荷物検査、終了後はDFSで買い物。
1)の航空券については旅行代理店の方が対応してくれます。オークランドーインチョンとインチョンー福岡の2枚があります。みなさんは航空券記載の自分の名前を必ず確認してください。
・出国手続後のDFSが最後の買い物。市内のDFS(duty free shop)で買い物した人はcollectionのコーナーで商品を受け取ります。オークランド空港のDFSは結構広い。土産はチョコレートが無難かも。1箱11.8ドルが標準。DFSなので街で買うよりその分安い。5つ買うと1箱おまけしてくれるのは得。
・DFSでの買い物の手順。オークランド市内にはDFSがありますが、お店で購入した商品はその場で受け取るのではなく、空港の出国検査を受けて出た先にあるDFSの引き渡し所(collectionコーナー)で受け取ります。購入したときの引換証を忘れないように。
・6年前オークランド空港のDFSの引き渡し所で冷や汗をかいたことがあります。そのときは出国便が重なっていて、多くの人がDFSのcollection前で行列をなしていたのです。KGUの学生もです。万が一出発時刻に間に合わなかったらどうしようと思いました。ということで空港へはかなり早めにいかねば。
■帰りの飛行機:オークランドーインチョン
・インチョン向けKE130のboarding開始は8:30、departureは9:10。私が乗った19日の便は B777-200でそれぞれにモニターがついている国際線標準型。来るときの便はモニタがなく残念でした。30日のみなさんの便も同じようであれば退屈しないですみます。Iron man 2やShrek Forever Afterなどを鑑賞することができます。
・Korean Airの機内サービス。食事は2回でます。1回目は離陸後少ししてから、2回目はIncheon到着2時間前ぐらい。1回目はビーフかビビンバ、2回目はチキンかシュリンプ・ライス。大韓航空は必ずビビンバをメニューに入れます。あとやはり印象的なのは粒ぞろいのCA。
・KE130便は9:10にオークランドを出発、韓国のIncheon空港には現地時間で17:50分ごろ到着します。正味11時間ちょっとです。機内では、Arrival/Departure CardとCustoms Declarationの2枚が配られます。記入する必要があります。
■インチョンでのトランジット(帰り)
・インチョン空港でのトランスファー。来るときと同じように、インチョン空港ではトランスファーで手荷物検査を受けます。このときパスポートと福岡行きの航空券を提示します。結構厳格にチェックします。クリアして階段をあがると、そこはDFSショッピング街。お店は午後9:30まで開いています。
・トランジットホテルは11G近くです。ホテルではパスポート、福岡行き航空券、クレジットカードの提示が求められます。ホテル代の支払いはすでに済んでいるのでクレジットカードは、ホテル側にとっては念のためのものです。ホテルは簡素でパジャマ、時計、歯ブラシ・歯磨き、カミソリ等はありません。iPhoneが充電できなかったのが意外。コンセントの形状は一緒なのに充電しない。変換プラグ(SEタイプ)が必要。
・トランジットホテルの部屋で、無料なのは石鹸とシャワーキャップとクシと綿棒セットだけです。他は全て有料なので使わないように。使うとチェックアウトのとき余分の出費と時間がかかります。部屋の窓から航空会社のチェックインカウンターが見えるのが新鮮な景色です。ここは出国者のいる空間なのだ。
・インチョンのトランジットホテルでは"生"モーニングコールをしてくれます。チェックイン時にお願いすると担当の女性が電話で起こしてくれます。コンピュータ音声かと思っていたので感動。福岡行きKE787は6番ゲートから7:30搭乗、8:00出発なので、朝は6時には起きたいものです。
・トランジットホテルでは朝食はついていません。朝6時に起きたとしてこの時間に開いているのは12G近くのレストランだけです。いわゆるモーニングセットが3種類あります。10000ウォン(約1000円)ぐらいです。ホテルのレストランは7時からですが、混雑するので避けたほうが無難です。
・朝食は無理に食べなくてもよいでしょう。なぜなら、8:00発のKE787では離陸するとすぐ食事がでるからです。マフィンとロールパンとヨーグルト、パイナップル、それにコーヒー。これで十分です。どうしてもおなかが空いた人は早朝から開いているコーヒースタンドでサンドイッチを選びましょう。
■帰りの飛行機:インチョンー福岡
・インチョンから福岡への8:00発KE787、機内では関税申告書だけをCAから受け取って記入します。入国審査通過後に向かう税関で、パスポートとこの関税申告書を提示します。特に厳しい質問はないと思います。旅行の目的をきかれることがあるので準備しておきましょう。
・今回のNZ研修では行きと帰りで今のところそれぞれ1件のスーツケース破損が発生しています。もし福岡空港での荷物受け取りでスーツケースの破損に気付いたら、大韓航空の職員に破損証明書を発行してもらってください。そうすると後で保険請求するとき少し手間が省けます。
■大学バスが出迎えに福岡空港にきています。一路大学に戻ります。暑さにおどろくよ。